9月も半ばが過ぎ、とっても涼しくなりました。
朝方は肌寒いくらいのここ信州ですが、思えば昨年の今頃はめちゃ暑かったですよね。
今年はちょっと涼しすぎ‥
。
ところで今、綜合印刷では平台枚葉印刷での水なし化をプロジェクトとして着々と進めております。
一般的な印刷方法であるオフセット印刷というものは、水(湿し水)と油(インキ)の反発原理で画線部を印刷するものですが、ここで使っている水をやめちゃいましょう
というのが水なし印刷です(そのまま読んで字のごとく!)。
湿し水がなければどんなメリットがあるのかというと‥‥。
①用紙が伸び縮みしにくく、見当精度が高くなる。
②版の現像廃液や、印刷工程で湿し水による廃液が出ず、環境にやさしい。
③網点の滲みが抑制され、シャープに高品質化。
④見当合せ、色合せ等オペレーション時間の短縮、高効率化、損紙削減。
⑤水なしのため、印刷後の速乾性の向上。
などなど‥、
では、水
に代わってどうやって油(インキ)を反発させるのかといいますと、、シリコーンゴムというものがその役目を担う事ができるんですね。東レさんのご協力でこのシリコーンゴムを使った新式の版を導入することにより、水なし印刷が当社でも実現できるようになりました。
すると、ン十年もの間がんばってくれた製版フィルム、出力フィルムから版に焼き付けて刷版する昔ながらのフィルム刷版はいよいよ引退となりました。今ほとんどの印刷物はデータ化してダイレクトに版出力するCTPが主流の時代‥、実際かなり前から出番は少なくなっていましたし、当然水なし用の新式の版もCTPです。まあ版そのものが、この最新の印刷技術に対応できないのでこれも時代の必然ということで‥。
9月12日
刷版室のスナップです。すでにフィルム刷版用設備は一通り整理されて廃棄、保管で分けられています。
9月12日
手前のフィルム検版用ライトテーブル(しかも木製)は印刷屋の必需品でした!いかにも古き良きアナログ時代ですな。
9月18日
連休中に廃棄物は搬出となり、すっかり片づけられて一抹のさびしさ漂う刷版室はこの通り。
関係者の方々お疲れ様です。
今月中に水なし印刷用の最新設備が入り、10月初めから水なし印刷本稼働の予定です。
印刷業界ではDTPと呼ばれるコンピュータ化の流れの中で、写植、製版が消えていきましたが、いかにもアナログ的なフィルム刷版も、当社ではこれで全面廃止となりました。
なお、フィルム原版でしか残っていない印刷物の再版、増刷等については、このフィルム原版を直接スキャンしてデータ化する事によって印刷が可能ですので、お心当たりのお客様は弊社担当営業までご相談下さい。
秋風が吹きぬける綜合印刷‥(なんか今日、寒いぞ
)
今までありがとうフィルム刷版!さらばフィルム刷版!
営業部 sekiguchi.k
朝方は肌寒いくらいのここ信州ですが、思えば昨年の今頃はめちゃ暑かったですよね。
今年はちょっと涼しすぎ‥

ところで今、綜合印刷では平台枚葉印刷での水なし化をプロジェクトとして着々と進めております。
一般的な印刷方法であるオフセット印刷というものは、水(湿し水)と油(インキ)の反発原理で画線部を印刷するものですが、ここで使っている水をやめちゃいましょう

湿し水がなければどんなメリットがあるのかというと‥‥。
①用紙が伸び縮みしにくく、見当精度が高くなる。
②版の現像廃液や、印刷工程で湿し水による廃液が出ず、環境にやさしい。
③網点の滲みが抑制され、シャープに高品質化。
④見当合せ、色合せ等オペレーション時間の短縮、高効率化、損紙削減。
⑤水なしのため、印刷後の速乾性の向上。
などなど‥、
では、水

すると、ン十年もの間がんばってくれた製版フィルム、出力フィルムから版に焼き付けて刷版する昔ながらのフィルム刷版はいよいよ引退となりました。今ほとんどの印刷物はデータ化してダイレクトに版出力するCTPが主流の時代‥、実際かなり前から出番は少なくなっていましたし、当然水なし用の新式の版もCTPです。まあ版そのものが、この最新の印刷技術に対応できないのでこれも時代の必然ということで‥。

9月12日
刷版室のスナップです。すでにフィルム刷版用設備は一通り整理されて廃棄、保管で分けられています。

9月12日
手前のフィルム検版用ライトテーブル(しかも木製)は印刷屋の必需品でした!いかにも古き良きアナログ時代ですな。

9月18日
連休中に廃棄物は搬出となり、すっかり片づけられて一抹のさびしさ漂う刷版室はこの通り。
関係者の方々お疲れ様です。
今月中に水なし印刷用の最新設備が入り、10月初めから水なし印刷本稼働の予定です。
印刷業界ではDTPと呼ばれるコンピュータ化の流れの中で、写植、製版が消えていきましたが、いかにもアナログ的なフィルム刷版も、当社ではこれで全面廃止となりました。
なお、フィルム原版でしか残っていない印刷物の再版、増刷等については、このフィルム原版を直接スキャンしてデータ化する事によって印刷が可能ですので、お心当たりのお客様は弊社担当営業までご相談下さい。
秋風が吹きぬける綜合印刷‥(なんか今日、寒いぞ

今までありがとうフィルム刷版!さらばフィルム刷版!
営業部 sekiguchi.k

タグ :水なし印刷
こんにちは、本社営業部の関口です。
これからこのブログコーナーで様々な話題を発信していきたいと思います。
ささやかではございますが、お付き合い宜しくお願い致します。
記念すべき1回目の話題、写真は信州秋風景
!

さて、ここはどこでしょう。
奥の山々が北アルプス山系(この日残念ながら穂高連峰は雲の中
)、間に広がる平地が長野県中央部の松本平で向かって右手が松本市、左手が塩尻市になります。
手前は信州おなじみのそば畑ですが、そばの花が満開
!信州はすっかり秋景色、そろそろ新そば季節ですな
。
ここは松本平と諏訪の間にまたがる高ボッチ高原へ上がる林道の途中、崖の湯(秘湯です!)あたりのそば畑からの風景です。
名だたる山々に囲まれた信州松本平、この写真の中に綜合印刷本社社屋があるんです。
ちなみにこの写真はズームレンズを広角側にして撮影しています。
見た目に近づけると‥‥。
松本空港管制塔 信州やまびこドーム 綜合印刷 長野自動車道塩尻北インター 信州健康ランド
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

レンズを標準(やや望遠ぎみ)で撮ると、そば畑の向こうに綜合印刷の社屋が思っていた以上に大きくはっきり見えます。
ちょうど撮影したのが昼下がりで光線状態が良くありませんが、かえってのんびりしたのどかな風景です。
でもこの中の工場で、輪転機をはじめとした印刷ラインや製本ラインはガンガン回っています。(自分も実は仕事中?)

でぇい!安いレンズですが最大望遠
!!
だれか屋上で手を振ればなんとか写るかも‥‥。
それにしても左奥の信州やまびこドームは目立ちますね。

そば畑を前ボケにしてタテ構図でも撮ってみました。
絵葉書的でなんかいい感じ‥‥、でもちょっと露出オーバーかな。
いかがでしたでしょうか。
実際の会社周辺は線路脇で、国道19号、長野自動車道もあり殺風景なのですが、こうした場所から望むと実に素晴らしい風景の中にあるんだなとあらためて実感した次第です

。
こりゃ季節ごとに撮影してシリーズ化しても良いかも‥。
この場所で今度は穂高連峰がバッチリ見える日に写真撮れましたらUPしますので、ご期待を。
営業部 sekiguchi.k
これからこのブログコーナーで様々な話題を発信していきたいと思います。
ささやかではございますが、お付き合い宜しくお願い致します。
記念すべき1回目の話題、写真は信州秋風景


さて、ここはどこでしょう。
奥の山々が北アルプス山系(この日残念ながら穂高連峰は雲の中

手前は信州おなじみのそば畑ですが、そばの花が満開



ここは松本平と諏訪の間にまたがる高ボッチ高原へ上がる林道の途中、崖の湯(秘湯です!)あたりのそば畑からの風景です。
名だたる山々に囲まれた信州松本平、この写真の中に綜合印刷本社社屋があるんです。
ちなみにこの写真はズームレンズを広角側にして撮影しています。
見た目に近づけると‥‥。
松本空港管制塔 信州やまびこドーム 綜合印刷 長野自動車道塩尻北インター 信州健康ランド
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

レンズを標準(やや望遠ぎみ)で撮ると、そば畑の向こうに綜合印刷の社屋が思っていた以上に大きくはっきり見えます。
ちょうど撮影したのが昼下がりで光線状態が良くありませんが、かえってのんびりしたのどかな風景です。
でもこの中の工場で、輪転機をはじめとした印刷ラインや製本ラインはガンガン回っています。(自分も実は仕事中?)

でぇい!安いレンズですが最大望遠

だれか屋上で手を振ればなんとか写るかも‥‥。
それにしても左奥の信州やまびこドームは目立ちますね。

そば畑を前ボケにしてタテ構図でも撮ってみました。
絵葉書的でなんかいい感じ‥‥、でもちょっと露出オーバーかな。
いかがでしたでしょうか。
実際の会社周辺は線路脇で、国道19号、長野自動車道もあり殺風景なのですが、こうした場所から望むと実に素晴らしい風景の中にあるんだなとあらためて実感した次第です



こりゃ季節ごとに撮影してシリーズ化しても良いかも‥。
この場所で今度は穂高連峰がバッチリ見える日に写真撮れましたらUPしますので、ご期待を。
営業部 sekiguchi.k

タグ :綜合印刷 そば畑 崖の湯 松本平